オウチーノの「事故物件に関するアンケート調査」
オウチーノは10月22日、部屋探しで「事故物件」はどのくらいの需要があるかを調査した結果を発表した。事故物件とは、自殺や不審死などがあった「ワケあり物件」のこと。通常よりも賃料が安いのが特徴だ。
オウチーノが首都圏に住む20~39歳の男女500名を対象に、「事故物件に関するアンケート調査」を行ったところ、40.8%の人が「事故物件」に住んでもいいと考えていることがあきらかになった。

「事故物件に住んだことがある」6.9%
調査によると、「事故物件に住んだことがある」と答えた人は6.9%。「住んだことがない」が63.7%、「事故物件かどうかを確認したことがない」と答えた人が19.3%だった。「事故物件に住んでもいいと思いますか?」という質問に対しては、「住んでもいい」が18.7%、「住みたくない」が47.5%とやはり人気は低い。
しかし、最後の質問で、「家賃がいくら安くなったら、事故物件に住んでもいいと思いますか?」とたずねたところ、40.8%と半数近くの人が、「家賃が安くなったら住んでもいい」と考えていることがわかった。
希望する家賃の金額は「1万円」6.3%、「2万円」6.0%、「3万円」10.0%、「4万円」4.0%、「5万円以上」14.5%。その一方で、「いくら安くなっても住みたくない」と答えた人も48.4%存在した。
安ければ事故物件に住んでもいいと思う人と、絶対に住みたくない人の割合がきっ抗していることがわかる調査結果となっている。経済的なメリットと精神的なデメリットを天びんにかけて、どちらを選ぶかはユーザー次第というところか。
(画像はプレスリリースより)
http://www.o-uccino.jp/20151022-accident/
株式会社オウチーノのプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000068.000014097.html