「賃貸にする」と答えた人は11.7%
アットホームは9月8日、実家が持ち家の人を対象にしたアンケート調査の結果を発表した調査は実家が持ち家の30代~40代の男女618名を対象に、「もし実家が空き家になったら」どうするかを尋ねたもの。
調査の結果、41.6%が実家が空き家になったら「売却したい」と望んでいることがわかった。
空き家の有効活用では賃貸にするという選択肢もある。しかし、土地活用も含む「賃貸にする」と回答した人は、わずか11.7%だった。

売る理由は「将来、実家に住まないから」
売却したい理由で最も多かったのは「将来住むことがないから」というもので、49.8%と約半数が親の家に住まないと答えている。次いで「現金収入が欲しいから」38.5%、「固定資産税を払いたくないから」38.1%と続いた。
また、「空き家になった実家が売れると思うか」の質問には、42.9%が「売れる」と思うと回答している。
一方、「賃貸物件にする場合、借り手が見つかると思うか」の質問には、「借り手が見つかると思う」と答えた人は31.9%にとどまっており、借り手を探すよりも売却する方が手軽だと考えている人が多いようだ。
空き家になった実家を手放すと答えた人が41.6%いる反面、「将来自分もしくは親族が住む」と答えた人は34.8%。「誰が住むかはわからないが、空き家にして管理し続ける」(7.9%)と答えた人を合わせると、42.7%の人が実家を残したいと考えていることもわかった。
(画像はニュースリリースより)
http://athome-inc.jp/pdf/questionnaire/15090801.pdf