首都圏の中古マンション成約件数は3,294件
東日本不動産流通機構は5月16日、2016年4月度2「月例マーケットウオッチ」を発表した。1都3県(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)の首都圏などの、4月度の不動産流通市場の動向をまとめたもの。これによると首都圏の中古マンション成約件数は3,294件で、前年比17.3%と2ケタ増となった。新規登録件数も20.2%の2ケタ増となり、1万6,971件。2015年1月から16か月連続で、上昇傾向を維持している。また2ケタ増は、8か月連続となった。
在庫件数も同じく2ケタ増加し、22.3%増の4万812件。11か月連続で上昇しており、新規登録件数と同じく8か月続けて2ケタ増を記録している。

成約件数も千葉県以外、全エリアで2ケタ増
中古マンション成約件数は、東京都区部が前年比21.1%増の1,342件。3月の減少から一転して、2ケタ増となった。多摩エリアは15.6%増の311件。横浜・川崎市エリアは18.5%増の614件。神奈川県の他エリアは16.3%増の235件。埼玉県は20.4%増の430件。いずれも2ケタ増と大きな伸びを見せている。
これに対して千葉県は2.3%増の362件。上昇傾向にはあるものの微増にとどまった。
(画像は、東日本不動産流通機構のホームページより)
http://www.reins.or.jp/pdf/trend