MID都市開発が持ち株の65%を譲渡
MIDリート投資法人は4月10日、メインスポンサーがMID都市開発から三菱商事・ユービーエス・リアルティに変わったと発表した。MIDリート投資法人の資産運用を行うMIDリートマネジメントの株式の65%を、親会社であるMID都市開発が三菱商事・ユービーエス・リアルティへ譲渡したため。

まず、外部成長の第一弾として、三菱商事・ユービーエス・リアルティから74億円で、東京都台東区の「住友不動産上野ビル6号館」を取得する。
「住友不動産上野ビル6号館」取得後の運用資産残高は、取得価格ベースで1兆2,190億3,300万円。J-REITの運用資産残高ではトップとなる見通しだ。
また、三菱商事とUBSに対して第三者割当増資を行う。発行口数は計8,400口。1口当たりの発行価額は289,950円で、約24億円の資金を調達する。
平成27年6月期の1口当たりの分配金は5,900円
今回のスポンサー変更により平成27年6月期(平成27年1月1日~平成27年6月30日)と、平成27年12月期(平成27年7月1日~平成27年12月31日)の運用状況及び分配金の予想が修正された。第18期となる平成27年6月期の純利益は、前回予想を5.5%上回る11億3,200万円、1口当たりの分配金は5,900円と予想される。
第19期となる平成27年12月期の純利益も、前回予想を6.4%上回る11億5,200万円、1口当たりの分配金が6,000円に上方修正された。
(画像は、MIDリート投資法人のホームページより)
http://www.midreit.jp/news/20150410_1.pdf
平成27年6月期(第18期)及び平成27年12月期(第19期)の運用状況及び分配金の予想の修正に関するお知らせ
http://www.midreit.jp/ir/20150410_5_183.pdf