関東の金融機関では初の協調融資
武蔵野銀行は2月28日、独立行政法人 住宅金融支援機構と「サービス付高齢者向け住宅に対する融資における協調融資に関する協定書」を締結した。「サービス付高齢者向け住宅」は、高齢者が安心して暮らすことのできる住居のことで、介護・医療サービスと連携し、バリアフリー構造を有する。平成23年の制度化以降、「サービス付高齢者向け住宅」へのニーズは増える一方である。
今回の契約締結は「サービス付高齢者向け住宅」の供給と、事業運営に向けた融資を行うためのもので、行政法人との契約締結は関東地区の金融機関では初となる。

融資対象は「施設共用型」のみ
融資の対象となるのは「サービス付高齢者向け住宅」のうち、「施設共用型」と呼ばれる住宅。「施設共用型」とは、共用部分に居住者が共同で利用する台所、収納設備又は浴室を備え、各住戸に水洗トイレと洗面設備を備えた、専有面積が18平米以上ある「サービス付高齢者向け住宅」をいう。
武蔵野銀行で融資等の取り引き実績がある法人又は個人を対象に、武蔵野銀行と住宅金融支援機構が協調して融資を行う。
http://www.musashinobank.co.jp/jyuutakukinyuusien.pdf