首都圏の発売戸数は前月比0.6%マイナス
不動産経済研究所は1月21日、2014年の首都圏建売住宅市場動向を発表した。これによると2014年における建売住宅の新規発売戸数は、対前年比0.6%減の5,433戸だった。地域別の発売戸数を見ると、東京都が2,018戸で全体の37.1%を占める。次いで千葉県1,428戸、埼玉県1,140戸、神奈川県780戸、茨城県67戸と続いた。
地域別の発売戸数が増加したのは茨城県の31.4%、神奈川県の15.0%増、千葉県の3.3%、東京都の0.9%。減少したのは埼玉県で、15.9%のダウンとなった。

初月度の平均契約率は47.5%
新規発売戸数に対する、初月の契約戸数は合計で2,581戸。月間の平均契約率は前年より2.5ポイントダウンし、47.5%だった。1戸当たりの平均価格は、前年比3.0%上昇の4,713万2,000円である。
地域別の平均価格を見ると、東京都が5,704万9,000円、神奈川県が5,395万円、茨城県が4,447万8,000円、千葉県が3,752万3,000円、埼玉県が3,710万4,000円だった。
首都圏建売住宅市場動向の調査対象エリアは東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県及び、茨城県南部。不動産協会、全国住宅産業協会の会員を主体に民間業者による分譲物件を集計した。
(画像は、不動産経済研究所のホームページより)
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