田町駅東口に、新たなランドマークが誕生
東京ガス、三井不動産、三菱地所は10月3日、「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」の概要を発表した。このプロジェクトは東京ガスの所有地に、3社共同でオフィスビルを開発し、芝浦エリアを活性化させる事業である。2015年度から工事にとりかかり、2019年度中の完成を目指す。
JR田町駅東口至近にある東京ガス所有地に31階建てのA棟と、36階建てのB棟を建築。オフィス、商業施設、ホテル等が集まる大型複合ビジネス拠点が誕生する。

スマートエネルギーネットワークでエコもBCPも万全に
周辺環境に配慮し、JR田町駅改札からバリアフリーでアクセスできる歩行者デッキを設ける他、隣接する「みなとパーク芝浦」や「愛育病院」へもデッキで接続。エリア全体を、緑豊かな歩行者ネットワークでつなげる。災害対策として、帰宅困難者約1,500人が収容できる滞在施設や、備蓄物資を整備する。エネルギーシステムには、ガスコージェネレーションシステムを取り入れた「スマートエネルギーネットワーク」を構築し、低炭素化を図る。
「スマートエネルギーネットワーク」を活用すれば停電等が起きた場合でも、熱や電気をほぼ100%継続して供給できるため、BCPニーズにも対応する。
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press.html