どんどん新しくなる大阪環状線
西日本旅客鉄道とJR西日本不動産開発は8月31日、大阪市の大阪環状線「桃谷駅」の高架下商業施設「ビエラ桃谷」をオープンさせる。JR西日本グループが2013年度から取り組んでいる「大阪環状線改造プロジェクト」の一環として行っている事業で、桃谷駅のリニューアルと高架下商業施設の開発を進めてきた。今般その一部が完成し、リニューアルオープンを迎える。

桃の花に人が集まるように、集客力の高い駅を目指す
桃谷駅リニューアルのコンセプトは「桃谷成蹊」。桃谷はかつて桃の名所であったことから故事成語の「桃李成蹊」にちなみ、天王寺方面の駅南口から駅構内店舗エリア、改札口、新設する鶴橋方面の北口を抜けて高架下エリアに至る、駅の南北の動線を「一本の小道」に見立てた改良を行う。高架下商業施設「ビエラ桃谷(VIERRA 桃谷)」の「ビエラ(VIERRA)」とは、スペイン語の「vida(暮らし・命)」と「tierra(大地・地球)」を組み合わせた造語。日々の生活を便利にするための親しみのある施設として、JR西日本不動産開発が展開する商業施設である。
店舗にはカフェ、100円ショップ、携帯電話販売店、ドラッグストア、フラワーショップの5店舗が入居する。各店舗へのアプローチとなる外部通路にはウッドデッキや桃の木を配置し、くつろげる空間に仕上がった。また各所に「桃」のモチーフを採用し、桃谷らしさを演出している。
(画像はプレスリリースより)
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