住宅購入に関する意識調査を実施
野村不動産アーバンネット株式会社が、不動産情報サイト「ノムコム」の会員を対象に「住宅購入に関する意識調査(第7回)」を実施、その結果を発表した。不動産については「買い時だと思う」と「どちらかと言えば買い時だと思う」を答えた人が合わせて53.4%。前回の調査と比較すると9ポイント減少となった。

今後不動産の価格が上がると答えた人が44.2%
今が買い時だと思う理由について「住宅ローンの金利が低水準」が最も多く56.4%。「今後、不動産価格が上がると思われる」が46.7%。「今後、10%への消費税引き上げが予定されている」が40.9%となった。その一方で「買い時だと思わない」の回答は20.2%となり、前回調査から5.1ポイント増加した。住宅ローン金利は「上がっていくと思う」と答えた人の割合が44.7%と前回と比較して9.3ポイント減少。「ほとんど変わらないと思う」は39.3%と前回と比較して7.7ポイント増加、「金利は下がっていくと思う」は2.4%と前回と比較して0.7ポイントに減少した。
消費税10%の引き上げが決定した場合については、「上がる前に購入したい」と答えた人の割合が26.8%で最も多かった。なお
、住宅購入計画については「影響を受けない」、「当面の間購入を見送りたい」、「予算等の購入計画を見直したい」という意見があった。
不動産の価格については、「上がると思う」と答えた人の割合が44.2%。前回の調査から4.5ポイント減少した。不動産の価格が上がると思った理由については、前回調査時と同じく「東京オリンピックの開催」「アベノミクス効果」に期待しているからという意見が多かった。
http://www.nomura-un.co.jp/page/news/pdf/