2013年3月度の首都圏住宅市場動向を発表
公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)が、2013年3月度の首都圏住宅市場動向を発表した。首都圏の中古マンションの成約件数は3,830件あった。前年同月に大幅に増加した千葉県を除いた1都2県では、2ケタ台の増加となった。成約平米単価としては、首都圏平均で39.72万円、成約の平均価格としては2,595万円で両方共、2カ月ぶりに上昇した。平均面積としては65.33平米、平均築年数は18.90年となっている。また新規登録件数は14,215件で、4カ月連続で下回った。

中古戸建てや新築戸建ては好調
首都圏中古戸建住宅の成約件数は1,281件で、3カ月連続で上回った。都県別で見た場合には、大幅に増加した千葉県を除いた1都2県で前年同月を上回っている。成約平均価格は2,965万円ということで下落した。土地面積は首都圏平均で156.20平米、建物の面積は106.50平米であった。平均築年数は20.25年。新規登録件数は5,670件で4カ月連続で下回った。しかし価格面では、3カ月ぶりに上昇している。首都圏新築戸建住宅の成約件数としては、494件で、10カ月連続で上回った。首都圏の中でも特に東京都と埼玉県では2ケタ台の増加であったが、千葉・神奈川県では前年同月を下回った。成約平均価格は3,389万円。土地面積は首都圏平均で113.07平米、建物面積は94.52平米であった。
首都圏土地の成約件数は642件で、3カ月ぶりに上回り、増加率も2割近くと好調であった。1都3県そろって上回っており、千葉県以外の都県で2ケタ台の増加となった。成約平米単価は20.19万円、成約平均価格は2,914万円とともに2カ月ぶりに上昇した。
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_201303.pdf