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国内のMEMS市場について調査、株式会社矢野経済研究所

2013/10/27 10:00

MEMS市場を調査
株式会社矢野経済研究所は、国内のMEMS市場の調査した結果を発表した。本調査においてのマンションエネルギー管理システム(MEMS:Mansion Energy Management System)市場規模は、スマートマンション導入加速化推進事業のMEMSアグリゲータ各社売上高から算出した。

調査概要
調査期間:2013年7月~9月

調査対象:MEMSアグリゲータ及びその関連団体、システム機器メーカ等
調査方法:矢野経済研究所専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用
(株式会社矢野経済研究所プレスリリースより引用)


2013年度MEMS市場規模は390億円見込まれている。しかしMEMSアグリゲータ24社の事業開始時期や営業展開に差が出ているため、予想を大きく下回る可能性もある。

(画像はプレスリリース)

MEMSの定着が鍵
市場予測としては、まずMEMSの価値と効果が定着するかが重要だ。2015年度頃までに高圧一括受電とは違う、MEMSとしての独自機能やサービス、効果がユーザに認知されるようになれば、マンションのスマート化手段は定着すると考えられる。また新築マンションだけでなく既築マンションにも普及していく可能性も高い。2016年度のMEMS市場規模(事業者売上高ベース)の予測は810億円だ。

MEMSアグリゲータは、その事業背景から高圧一括受電系、通信系、システム機器メーカ系、マンション管理・設備系の4タイプに分類することができる。4タイプそれぞれ事業展開の強みや弱みを持っているのだが、提供している機能やサービスは現段階では発展途上だ。そのためまだ開発余地がある。2013年度は、これまでに先行して採用に向け商談を進めてきた案件が中心であり、高圧一括受電事業者を兼ねる、あるいはマンションデベロッパーとの関係が強いMEMSアグリゲータが有利に展開している状況だ。

外部リンク

株式会社矢野経済研究所 プレスリリース
http://www.yano.co.jp/press/pdf/1168.pdf

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