一口当たり分配金は1,670円
平和不動産リート投資法人は7月16日、平成26年5月期(平成25年12月1日~平成26年5月31日)の決算を発表した。決算短信によると平成26年5月期の純利益は、対前期比8.2%増益の14億4,400万円。一口当たり分配金は、前期比16円増の1,670円となった。
平成26年5月期は、12月に公募増資による資金調達を行い、オフィス3物件を総額95億円で新たに取得した。これにより平成26年5月期末時点の発行済投資口数は88万1,447口、出資総額は705億2,700万円となった。
また、保有物件数は92件、取得価格の総額は1,476億6,900万円。ポートフォリオ全体の稼働率は、96.24%となっている。

次期の一口当たり分配金は1,684円の見込み
次期となる平成26年11月期(平成26年6月1日~平成26年11月30日)の純利益は、今期より2.7%増益の14億8,400万円と予想されるものの、営業利益の減益が見込まれており、一口当たり分配金は1,684円となる見通しだ。平和不動産リート投資法人は、主に東京都区部のオフィスや賃貸住宅物件に投資する総合型のJ-REITで、スポンサーは平和不動産である。
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