マンション販売戸数も過去最高。躍進が続くシノケングループ
アパート・マンション販売事業を基幹事業に、ゼネコン事業、不動産賃貸管理事業、金融・保証関連事業、介護関連事業などを展開する「株式会社シノケングループ」(以下、シノケングループ)は、2期連続で過去最高益を更新したことなどを発表した。
事業別売上高では、マンション販売事業が前年同期比27.8%増の52億3500万円、販売戸数は過去最高の196戸(前年同期は166戸)となった。
その他、不動産賃貸管理事業が同16.1%増の13億2500万円、その他の事業がLPガス供給販売事業の伸びなどで同16.6%増の2億800万円、金融・保証関連事業が同68.1%増の1億1300万円、介護関連事業が3800万円(前年同期はゼロ)、アパート販売事業が前年同期から横ばいの26億8200万円となり、ほぼすべての事業で増収益となった。
また、今期からスタートしたゼネコン事業も、老舗ゼネコンの小川建設(東京)の買収により、18億3600万円と順調なスタートを切っている。
第2四半期の業績予想を大幅上方修正
シノケングループはさらに、マンション販売事業、ゼネコン事業、不動産賃貸管理事業の好調が続いていることなどから、第2四半期の業績予想を当初予想に比べ、18.8%増収、53.3%の営業増益、50.0%の経常増益、44.4%の純益増益に大幅上方修正した。さらに、2014年12月期はアパート240棟(前期実績118棟)、マンション530戸(同430戸)の販売を計画し、売上高は前期比34.8%増の350億円、営業利益は同13.3%増の33億円、経常利益は同16.2%増の31億円、純利益は同3.6%増の21億円と5期連続増収益で、売上高は過去最高を更新、利益は3期連続で過去最高を更新する見通しとしている。
2014年12月期の配当は1.75円増配の年間10円としており、PERは6.8倍(今期予想1株当たり利益258円)と低倍率水準だ。また、中期経営計画も上方修正し、最終年度の2016年12月期は売上高450億円、営業利益40億円、経常利益38億円を目指す。
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