「中古マンション価格天気図」を発表
株式会社東京カンテイが、2014年4月度「中古マンション価格天気図」を発表した。「中古マンション価格天気図」は、全国のファミリータイプ中古マンション流通事例価格を集計し、価格変動を「天気マーク」で表示している。2014年4月は「晴」の地域が前月と比較して5減少。「雨」は3地域減少、「小雨」は6地域に増加。「薄日」は9から14地域に拡大、「曇」は6から8地域に増加した。
今回も晴と薄日が多く天候は改善しているのだが、勢いは鈍化している。

全国の地域を比較
首都圏は東京都が前月と比較して0.2%上昇、神奈川県が1.3%下落、千葉県が0.5%下落、埼玉県が0.6%下落だ。近畿圏は大阪府が1.6%上昇し、兵庫県は0.1%上昇、京都府は0.7%上昇した。滋賀県は2.1%上昇、奈良県は0.6%下落している。中部圏は愛知県が0.4%下落、岐阜県が4.0%上昇、三重県が0.5%上昇、静岡県が1.8%下落した。
北海道は前月と比較して3.2%上昇し1,285万円、札幌市は3.1%上昇し1,328万円となった。宮城県は0.9%上昇し1,770万円、仙台市も1.0%上昇し1,828万円となった。
福島県は2.6%上昇し1,411万円となった。長野県は、2.1%上昇し、1,320万円。岡山県は6.5%上昇して1,642万円。価格上昇の要因としては、岡山市北区で7.8%上昇、中区で8.6%と大幅上昇したということがある。広島県は0.1%下落して1,641万円、広島市も0.6%下落して1,707万円となった。
福岡県は1.6%上昇し1,452万円、福岡市は1.0%上昇して1,679万円となった。熊本県は、7.0%上昇して1,471万円。沖縄県は8.6%下落して2,021万円だ。
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/WR201404.pdf