2014上半期の首都圏マンション市場動向
不動産経済研究所が2014年上半期(1~6月)首都圏マンション市場動向を発表した。マンションの供給は1万9,394戸。前年の同時期が2万4,299戸のため20.2%の減少。東京都区部が19.0%減、都下が27.2%減、神奈川県が9.3%減、埼玉県が35.6%減、千葉県が20.3%減だ。

マンション供給が大幅に減少
初月契約率の平均は78.4%。前年の同時期と比較すると0.4ポイントのダウン。1戸当たりの平均価格は5,010万円、1平方メートル当たりの単価は70.7万円。
前年同時期と比較すると戸当り価格は274万円アップ、平方メートル単価は3.5万円アップ。
マンション市況は供給が大幅に減少し戸数は4,905戸。都区部は2,071戸減の8,827戸。累積契約率は0.3ポイントダウンの87.4%だ。
戸当たり価格と平方メートル単価はそれぞれ、2年連続アップした。供給戸数は埼玉県が35.6%減など全エリアが減少した。なお東京都のシェアは54.1%。
2014年6月末時点の在庫は3,718戸。2013年6月末時点と比較すると503戸減少。 上半期の即日完売戸数は1,299戸で、フラット35登録物件は1万8,329戸だ。
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