不動産経済研究所が、2013年度10月度近畿圏の「マンション市場動向」を発表した。

10月の新規発売戸数は1,404戸で、前年の同月と比較すると705戸、33.4%減。また前月と比較すると2,267戸、61.8%減であった。10月の地域別発売戸数は、大阪市部が376戸で全体比26.8%。大阪府下は384戸で27.4%。神戸市部は187戸13.3%。兵庫県下は86戸で6.1%。京都市部は240戸で17.1%。奈良県は40戸で2.8%。滋賀県は91戸で6.5%となり、京都府下、和歌山県で発売はなかった。

新規発売戸数に対する契約戸数は1,118戸で、月間契約率は79.6%。前月の80.5%と比較すると0.9ポイントの減、前年の同月80.4%と比較すると0.8ポイントの減となった。10月の地域別契約率は大阪市部が79.3%、大阪府下が82.3%、神戸市部が72.7%、兵庫県下が70.9%、京都市部が86.3%、奈良県が55.0%、滋賀県が85.7%だ。

（画像はプレスリリースより）

1戸当り平均価格、1平米当り単価は、3,382万円、50.7万円であり、前年の同月と比較すると戸当たり価格は2カ月連続のアップ、平米単価は7カ月連続のアップとなった。


2013年9月は3,514万円50.8万円であったため、前月比総額では132万円のダウン、平米単価は0.1万円ダウン。
2012年10月は3,002万円、50.1万円であったため、前年の同月と比較した総額では380万円のアップ、平米単価は0.6万円のアップとなった。

10月の地域別平均価格、1平米当りの分譲単価は
大阪市部が3,075万円、48.5万円、大阪府下が3,286万円、44.1万円、神戸市部が3,471万円、58.5万円、兵庫県下が3,627万円、50.3万円、京都市部が3,800万円、65.6万円、奈良県が3,431万円、44.8万円、滋賀県が3,525万円、46.4万円だ。

即日完売は9戸で全体の0.6%、フラット35登録物件戸数は1,112戸であった。

近畿圏「マンション市場動向」
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