三菱地所と丸紅が新設持株会社を設立
三菱地所株式会社と丸紅株式会社は、マンション管理事業強化のために、三菱地所コミュニティ株式会社と丸紅コミュニティ株式会社の経営統合を目的として新設持株会社の設立に合意した。2014年3月28日に株式移転計画承認、同年7月1日には共同株式移転効力発生日とする。共同株式移転の方法としては、新設持株会社が三菱地所コミュニティと丸紅コミュニティの発行済株式の全部を保有する共同株式移転を実施する。
出資比率は三菱地所グループが71.5%で、丸紅が28.5%となり、経営統合によって管理戸数は30万戸を超える。

質の高いマンション管理サービスを行う
現在の住宅政策は、既存のストックをより重視するようになっている。そのため今後は良質な住宅をストックし維持することが重要となる。またマンション管理事業の環境変化へ対応するために、ノウハウの共有や合併、買収、資本提携などが次々と行われていき、大手管理会社の中には飛躍的に増加している所もある。
このような中で勝ち残っていくためには、きめ細やかで質の高い管理サービスを提供していく必要がある。そのため経営統合によって設立される新設持株会社では、より一体的な経営や事業面での協力が行えるように統合を進めていく。
経営統合を行うことによって、スケールメリットを活かして業務の効率化を図り、両社グループの住宅バリューチェーンを作っている各社との連携の施策に取り組んでいく。
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