「アルカセントラル」を150億で取得
グローバル・ワン不動産投資法人は3月20日、東京都墨田区錦糸町のオフィスビル「アルカセントラル」の取得を決定したと発表した。取得価格は約150億3,100万円で、取得予定日は3月28日。資金には「スフィアタワー天王洲」と「近鉄新名古屋ビル」売却による、300億円以上の取得余力の一部を活用する。
「アルカセントラル」は再開発が進み、2012年の東京スカイツリーオープンで活気づく錦糸町地区の城東エリアにおいて、多種多様な企業が集積するオフィス街に所在する。
東京駅までわずか8分。都心へのアクセスの利便性も抜群。また、千葉西部の営業統轄拠点の役割も担っており、テナント需要の裾野が広く、底堅い。このためマーケットの変動に左右されない、安定的な需要が期待できる。

築17年の中古物件ながら、競争力の高さが魅力
1997年竣工の地下3階地上22階建ての大規模オフィスビルで、基準階貸室面積約は420坪、有効天井高は2.7メートル。築年数は17年と比較的古い物件だが、築浅物件が少ない錦糸町エリアでは競争力への影響が少ないと判断した。物件価値を高めるために適切なリニューアルを行い、ビル機能の新しさを維持・推進させる。
現在のテナント総数は19で、稼動率は95.9%。空き室には既にテナントが内定しており、6月からは稼動率が100%となる。
http://www.go-reit.co.jp/cms/151507akB4.pdf