対前期比2.6%増益、分配金は1口当たり16,043円
産業ファンド投資法人は2月20日、2013年12月期(第13期)の決算を発表した。2013年12月期の純利益は、前期比2.6%増益の25億1,000万円。1口当たり分配金は16,043円だった。
2013年12月期は「京田辺ロジスティクスセンター」への匿名組合出資持分を、1,000万円で取得。
これにより2013年12月31日時点での保有資産は、物流施設17物件、インフラ施設6物件、工場・研究開発施設等6物件となり、取得価格の合計は1,638億4,300万円となった。平均稼働率は99.9%である。

次期の1口当たり分配金は16,184円の見込み
来期となる平成26年6月期(第14期)は、開発物件の「IIF川崎サイエンスセンター」の竣工及び、166億400万円で新たに取得する8物件の賃貸事業収入が寄与し、営業収益は前期比583百万円になる見通し。しかしながら同時に営業費用も発生するため、純利益は26億7,900万円、1口当たり分配金は16,184円と予想される。
産業ファンド投資法人は2007年に、9物件、取得価格合計660億円で運用を開始。国内唯一の、産業用不動産特化型J-REIT(上場不動産投資信託)である。開設以降は快調に成長を続けており、4年連続の公募増資を実施。8期連続の増益、増配を実現した。
http://www.iif-reit.com/upd/ir_news/pdf