不動産投資ニュース

アパート(不動産)経営

2013年第4四半期住宅リフォーム市場調査、矢野経済研究所

2014/2/28 09:00

住宅リフォーム市場の市場トレンド調査を実施
株式会社矢野経済研究所が、国内の住宅リフォーム市場の短期的な市場トレンド調査を実施し結果を発表した。

この調査においての住宅リフォーム市場とは、「10平米超の増改築工事」「10平米以下の増改築工事」「設備修繕・維持関連」「家具・インテリア等」4分野のことだ。

【調査概要】

調査期間:2013年10月~12月(2013年 第4四半期)

調査方法:矢野経済研究所専門研究員による市場規模算出、及び文献調査
(プレスリリースより引用)


2013年第4四半期(10~12月)の住宅リフォーム市場規模は、速報値が2兆655億円で前年の同時期と比較して17.0%増と推計されている。

(画像はプレスリリースより)

2000年以降3番目の規模に
四半期で2兆円を超えたのは2000年以降3度しかなく、今回が3番目の規模となった。本格的な景気回復と消費増税に伴う駆け込み需要が顕在化しているためだと考えられる。

2013年の住宅リフォーム市場規模は、前年と比較して12.3%増の6.95兆円と、7兆円規模目前となった。
7兆円になるのは、2003年以来だ。

2013年は「設備修繕・維持」分野が大きく拡大していることが特徴となっており、リーマン・ショックや東日本大震災、景気低迷といった背景がリフォーム需要を躊躇させてきた。現在は消費増税を契機として「設備修繕・維持」分野においてのリフォーム需要が、顕在化しているものと考えられている。

2014年は4月以降の消費増税の影響を予測するのが難しいのだが、比較的消費トレンドと連動する住宅リフォームは、反動減に見舞われると予測される。そのため2014年の住宅リフォーム市場規模は、6.3~6.8兆円と考えられる。大規模リフォームについては、消費税の反動減の影響が小さく、消費税率10%への更なる引上げが見込まれるが、現状維持するのではないかと考えられる。

外部リンク

矢野経済研究所 プレスリリース
https://www.yano.co.jp/press/pdf/1215.pdf

最新ニュース

関連ニュース

コメント

8月の不動産価格指数、前年同月比2.2%上昇 のページです。はじめての不動産投資に役立つ情報をご提供!不動産投資のすすめと不動産投資ニュースをご紹介させて頂いております。
各種法改正や投資のノウハウ、不動産投資市場の動向など最新情報を配信していくので、ぜひご活用ください。