首都圏は2年連続下落、下落率は縮小に
株式会社東京カンテイは三大都市圏・主要都市別/中古マンション70m平米価格年別推移(2013年・年間版)を発表した。それによると、三大都市圏(首都圏・近畿圏・中部圏)の70m平米あたりの2013年中古マンション価格は、首都圏が昨対比2.5%下落の2,791万円、近畿圏が昨対比0.4%上昇の1,807万円、中部圏が昨対比0.6%減少の1,482万となった。
首都圏は2年連続の下落で、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県すべてが昨年に引き続き下落する結果(東京都は3年連続下落)となった。
近畿圏は3年振りの上昇で、昨年下落した大阪府は昨対比1.1%上昇の1,853万円、昨年上昇した兵庫県は昨対比1.1%下落の1,788万円となった。
東京23区・名古屋市、3年振りに上昇
主要都市別に見ると、東京23区と名古屋市は3年振りに上昇に転じ、東京都は昨対比0.5%上昇の3,995万円となり4,000万円目前の価格水準となった。その他、横浜市・千葉市は2年連続の下落、さいたま市・大阪市は昨年の下落から上昇に転じ、神戸市は昨年の上昇から下落に転じた。大阪市は昨対比1.7%上昇の2,170万円、神戸市は昨対比.3.6%下落の1,811万円で両市の価格差が拡大する結果となった。
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/c2013.pdf