1口当たり分配金は12,985円
阪急リート投資法人は1月22日、第17期となる「平成25年11月期決算短信(REIT)」を発表した。平成25年11月期の純利益は、対前期比35.5%増の13億6,600万円。今期は、大阪府郊外の商業施設「イオンモール堺北花田」と「万代豊中南店」の敷地を、公募増資を行って取得。さらに、都心の商業施設「北青山3丁目ビル」を取得した。新規取得3物件に加え、前期に取得した物件の賃料収入が増益に貢献した。
このため1口当たり分配金は12,985円と、前期を10%上回った。分配金支払い開始予定日は、2月19日。

来期はテナント稼動率低下で、減益
しかしながら、続く第18期は減益となる見通しだ。最大の要因として、保有資産のうち「スフィアタワー天王洲」と「難波阪神ビル」の競争力低下が挙げられている。今期に新規取得した物件が寄与する収益を差し引いても、前期比5.3%減となる1億400万円の減益が予想される。1口当たり分配金も、12,300円に下がる見込み。
http://www.hankyu-reit.jp/cms/whats/201.pdf
第17期(平成25年11月期)決算説明会資料
http://www.hankyu-reit.jp/cms/whats/2019.pdf