半数以上は親のスネをかじらずに、自力で
東新住建「住宅市場研究室」は、住まい購入時の資金援助に関する調査を実施し、その結果を発表した。調査は愛知県在住の215名を対象に、ウェブアンケート形式で2013年6月に行われた。調査によると「住まいを購入した、または購入したい人」で、親などからの資金援助があった人は全体の40%。過半数に当たる6割が、親に頼らずに住宅を購入している。
資金援助の金額で最も多かったのは「100~300万円未満」の7.91%。次いで「900~1,100万円未満」の7.44%、「500~700万円未満」の6.05%の順だった。

援助資金も、高額は少ない
高額の資金援助の実態を調べるために1,100万円で線引したところ、「1,100~3,100万円以上」が10.23%。資金援助ありの40%だけでみると、約7割が1,100万円未満の援助であることがわかる。また、「1,100~3,100万円以上」の高額の資金援助の中でも、「3,100万円以上」という回答は1.86%と、きわめて少なかった。今回のアンケート結果について、住宅市場研究室は
資金援助をしてもらっている人は40%、その中の多くは住まい購入資金の「諸経費+α(アルファ)」を援助してもらっているという実態がわかりました。住まいは自らの資金で購入するというのが、昨今の状況のようです。
(プレスリリース「住まい購入の資金援助の実際」より引用)
(プレスリリース「住まい購入の資金援助の実際」より引用)
と述べている。
http://www.jyuseikatsu.jp/backnumber/01.pdf