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住宅ローン「変動型」への借換えが増加

2023/10/31 22:00

「変動型」に借換えた割合が51.5%に増加
住宅金融支援機構は10月24日、2022年度の「住宅ローン借換えの実態調査」の結果を発表した。

2022年4月~2023年3月に住宅ローンの借換えを行った人を対象に、金利タイプなどについてインターネットによるアンケート調査を行った。調査期間は2023年4月28日~5月10日で、回答数は840件だった。

調査結果によると、借換え後の金利タイプは、「変動型」が最も多く51.5%だった。前年度から2.3ポイント上昇している。

次いで、「固定期間選択型」の42.1%だった。同1.8ポイント低下している。最も少なかったのは「全期間固定型」の6.3%で、同0.6ポイントの低下となった。

金利タイプ別の借換え前後の構成比では、前年度調査と比べ、借換え前後の「変動型」の増加幅が縮小した。その一方で、「固定期間選択型」と「全期間固定型」の減少幅が縮小している。

今後の返済額増加に不安を感じる人が増加
借換え理由は「金利が低くなるから」が最も多く、次いで「返済額が少なくなるから」だった。しかしどちらの理由も、借換え後の全ての金利タイプで、前年度調査に比べると減少している。

一方、「今後の金利上昇や毎月の返済額増加が不安になったから」は、借換え後の全ての金利タイプで前年度調査から増加した。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

独立行政法人 住宅金融支援機構のプレスリリース
https://www.jhf.go.jp/files/400366409.pdf

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