不動産投資と収益物件の情報サイト「健美家」は5月28日、「不動産投資に関する意識調査（第23回）」の結果を発表した。

この調査は、同サイトの会員を対象に4月24日～5月8日に実施され、有効回答数は586名だった。

1年前と比較した投資用不動産の価格について尋ねたところ、「価格が上昇している」と回答した割合が最多の62.8％。2021年4月以降で最多を記録した。

また、2024年10月以降に物件を購入したかを尋ねた質問では、「購入した」と答えた人が52.6％に上り、半数を超えた。購入した物件種別としては、「一棟アパート」が47.1％で最多となり、次いで戸建て賃貸が続いた。

「融資を活用して購入した」と回答した人は71.4％に達し、7割を超えるのは2018年以来となった。

金利については86.8％が「上がった」と回答しており、融資期間も前年（2024年4月）は「20～30年」が主流だったが、今回は「10～20年」が最多となるなど、変化が見られた。

「現在、不動産投資と株式投資の両方を行っているか（所有しているか）」との問いには、「両方」との回答が64.0％に上った。

2025年4月の株価変動を受けた意識の変化については、「変化はない」が68.3％、「不動産の配分を増やしたい」との回答が26.5％となった。魅力を感じる投資対象としては、「不動産」や「金（ゴールド）」が多く挙げられている。

（画像はプレスリリースより）
参照元：「不動産投資と収益物件の情報サイト 健美家（けんびや）

健美家株式会社のプレスリリース
https://www.kenbiya.com/doc/press/pre2025-05-28.pdf