新しい防犯・見守りシステムの誕生
高齢者、都市部で子育て中の共働き世帯、単身女性の増加が著しい我が国において、安心して暮らせる防犯機能や見守りシステムの強化が望まれている。防犯や見守りに関する社会的課題を解決するために、旭化成ホームズ株式会社と独立行政法人 情報通信研究機構(NICT)が共同研究を開始。4月22日、旭化成ホームズ内に「センシングライフ研究会」を発足した。
アレーアンテナで異常を検知
「センシングライフ研究会」では、NICTが開発した“アレーアンテナを使った人の動き・侵入検知システム”を、戸建て住宅や集合住宅へ導入するための実証研究を行う。アレーアンテナとは複数のアンテナを空間上に並べて、電波の伝わり方を検知する装置。旭化成ホームズの富士・住宅総合技術研究所内の実証棟(HH2015)などを使って検証を行う。
センシング技術を住宅内部の防犯・見守りに応用するシステムは、世界初の試み。「センシングライフ研究会」では2015年度を目処に新しい防犯・見守りシステムの商品化を実現させる方針だ。
「センシングライフ研究会」参加企業
旭化成ホームズ株式会社
独立行政法人 情報通信研究機構 ワイヤレスネットワーク研究所
国立大学法人 新潟大学 工学部 情報工学科
独立行政法人 情報通信研究機構 ワイヤレスネットワーク研究所
国立大学法人 新潟大学 工学部 情報工学科
http://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/press
ヘーベルハウス | 旭化成グループ
http://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/
NICT-独立行政法人 情報通信研究機構
http://www.nict.go.jp/index.html