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9月期の首都圏賃貸物件の成約数・成約賃料について市場動向を発表、アットホーム株式会社

2013/10/28 14:00

首都圏賃貸物件の成約数・成約賃料
アットホーム株式会社が、同社の全国不動産情報ネットワークにおいて、2013年9月期の首都圏賃貸物件の成約数・成約賃料について市場動向を発表した。

東京23区は同16か月連続増、埼玉県は同28か月連続増
9月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は19,277件で、前年同月比1.8%減少し、1年4か月ぶりにマイナスとなった。これまで好調だったマンションが同11か月ぶり減少、アパートも再び減少に転じている。

特に神奈川県は、マンションが二ケタ減となるなど不振が続いており、同3か月連続で減少。一方、東京23区は同1年4か月か月連続、埼玉県は2年4か月連続増と、好調が続いている。

(画像はプレスリリース)

マンション・アパート共に不調
1戸あたり平均賃料は、マンションでは、新築が東京23区の成約好調で前年同月比2か月連続の上昇しており、中古は同6か月連続で上昇した。しかしアパート市場は不安定だ。アパートは、新築が面積の拡大続き同9か月連続で上昇したが、中古は同2か月連続で下落している。

1平方メートルあたりの成約賃料について首都圏平均は賃貸マンションが2,588円で、前年の同月と比べると0.1%下落。賃貸アパートは2,132円で前年の同月と比べると1.5%下落した。

1戸あたりの成約賃料で首都圏平均は、賃貸マンションが9.13万円で、前年の同月と比べると2.0%上昇。賃貸アパートは6.22万円で、前年の同月と比べると0.5%上昇した。

成約が1年4カ月ぶりに減少した理由としては、シングル向けの物件が不審だったことだ。埼玉を除く全てのエリアでマンション・アパートともにマイナスとなり、神奈川県と千葉県においては、二桁の大幅減少であった。その一方で、カップル向けの物件需要は23区を中心として堅調だ。

外部リンク

2013年9月期の首都圏賃貸物件の成約数・成約賃料
http://athome-inc.jp/pdf/market/13102501.pdf

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