株式会社東京カンテイは三大都市圏・主要都市別／分譲マンション賃料月別推移を発表した。それによると、首都圏の2014年1月の分譲マンション賃料は、下落した2013年12月から上昇に転じ、前月比2.4％増の2,574円／平米となった。

(画像はプレスリリースより)

都・県別では東京都が3ヶ月連続上昇の3,025円／平米(前月比0.4％増)、神奈川県は3ヶ月連続下落の2,019円／平米(前月比0.1％減)、千葉県も3ヶ月連続下落の1，533円／平米（前月比0.5％減）、先月上昇した埼玉県は前月比0.6％減の1,609円／平米となった。

近畿圏平均は2ヶ月連続上昇の1,838円／平米(前月比0.2％増)で、府・県別では先月上昇した大阪府が前月比0.1％減の1,967円／平米、兵庫県は2ヶ月連続下落の1,658円／平米(前月比0.5％減)となる。なお、大阪府は2013年8月以降5ヶ月連続の上昇に歯止めがかかる形となった。

中部圏平均は3ヶ月連続上昇の1,547円／平米(前月比1.4％増)で、愛知県も3ヶ月連続で上昇し、1,570円／平米(前月比1.6％増)となった。

主要都市（東京23区、横浜市、さいたま市、千葉市、大阪市、神戸市、名古屋市）別の2014年1月分譲マンション賃料は、東京23区（前月比0.7％増の3,146円／平米）、横浜市（前月比0.2％増の2,148円／平米）、さいたま市（前月比1.9％増の1,816円／平米）、大阪市（前月比0.4％増の2,191円／平米）、神戸市（前月比0.2％増の1,806円／平米）、名古屋市（前月比2.0％増の1,663円／平米）が先月よりも上昇した。下落したのは千葉市のみで、前月比1.5％減の1,482円／平米となった。なお、東京23区および名古屋市は3ヶ月連続の上昇となる。

三大都市圏・主要都市別／分譲マンション賃料月別推移
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/T201401.pdf