ケネディクス、私募リート市場に参入
ケネディクス株式会社は10月8日、新たにオープンエンド型非上場私募不動産投資法人(私募リート)を設立すると発表した。ケネディクスは平成25年2月に策定した中期経営計画として、運用資産額の拡大による、安定的な収益基盤の強化を掲げている。
このため今春には、ケネディクス不動産投資顧問株式会社(KFM)が資産の運用を受託するケネディクス・レジデンシャル投資法人が、東京証券取引所への新規上場を果たすなど、上場リートに注力してきた。

平成26年3月から運用開始の予定
しかし、上場リートとは異なる商品特性をもつ私募リートは、平成23年の運用開始以来、資産規模を順調に拡大させており、平成25年7月末時点で4,000億円を超えたと言われる。ケネディクスでは、このような状況を投資家ニーズに応える好機と見て、私募リートを立ち上げるべく新たに投資法人を設立する。
運用開始時期は平成26年3月中旬頃になる見通し。スタート時の資産規模は数100億円を目指している。
新たな私募リートも、ケネディクスグループがスポンサーとして全面的にサポートを行い、安定的収益の確保及び、運用資産の長期的かつ持続的な成長を基本方針とする。なお、平成25年7月17日に公表した平成25年12月期通期業績予想に変更はない。
http://www.kenedix.com/cms/whats/20131008.pdf
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