2013年6月の住まいの買いどき感調査
株式会社リクルート住まいカンパニーが、「2013年6月の住まいの買いどき感調査」を発表した。調査では、住宅の購入や住み替えを検討している、いないに関係なく一般消費者を対象として、今が「買いどき」だと感じているかどうかが目的だ。またこの調査は7大都市圏で定期的に実施している。
首都圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)、札幌市、仙台市、東海圏(愛知県、岐阜県、三重県)、関西圏(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)、広島市、福岡市
(株式会社リクルート住まいカンパニー プレスリリースより)
(株式会社リクルート住まいカンパニー プレスリリースより)
「今が住宅の購入、もしくは建築やリフォームのタイミングだと感じている」人は21.5%で、前回の調査に比べると0.6ポイント下落。しかし2012年12月の調査時よりも2.4ポイント高く、高い水準を維持している。

消費税や住宅ローン、金利などが理由
検討している人だけに対象を絞ると、「今は住宅の購入、建築・リフォームするタイミングだと感じている」人が51.3%で、今が「買いどき」だと思っている人が半分以上であった。反対に買いどきだと思わない人の意見は「実態がよくなっているとは感じられないから」がトップ。また「今後の方が住宅ローン減税など税制優遇のメリットがある」と答えた人もいた。
理由としては「消費税率の引き上げがあるから」が最も多かった。それ以外には「金利が上がりそうだから」、「住宅価格が上昇しそうだから」と答えた人が多かった。
また「具体的に物件を検索、もしくは建築やリフォーム会社の情報を収集している」と答えた人は、3.4ポイントで減少した。その一方で、「資料請求した」、「モデルルームや住宅展示場などを見学した」「物件や、建築・リフォームの契約を行った」と答えた人は、増加した。この結果から住宅に関する行動を実際にやっている人が多いということがわかった。
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