平均坪単価は141万円
2013年06月24日-不動産情報提供の東京カンテイは、東京都港区の泉岳寺駅と神奈川県横須賀市の浦賀駅を結ぶ京急本線エリアの1坪3.3平方メートルあたりの平均単価を算出した。データベースに登録された首都圏のファミリー向け中古マンション売却希望価格を基準にしている。平均坪単価は141万円。前年比5.1%、8万円下落。取引数4096件。前年比889件の下落。平均築年数19.8年。前年比19.1年から築年数が0.7年上昇。平均専有面積は61.4平方メートル。最高値は品川で、272万円。

調査結果詳細
【泉岳寺】駅近立地のコンパクト物件で複数の上昇。1990年代以降の分譲物件は全体的に下落。平均価格が1割近く値上がりしたのは築年数の古い物件の取引が前年比で半減した影響が大きく作用。
【新馬場】
下落傾向ながら築30年以上でも1坪150万円前後の水準を維持。2000年以降の物件では分譲価格が1坪200万円を超える場合も。新築が牽引する形で中古も堅調に推移する可能性がある。
【青物横丁】
下落傾向が強い中での上昇エリア。築30年、築15年を中心に多数の新規取引が行われた。
【立会川】
築年数の古い物件の取引が大幅減少。需要拡大で在庫不足の可能性がある。
【築浅】
全体的に下落。
【大森海岸】
上昇と下落が拮抗。横ばいの状態。築30年超のコンパクト型物件ではわずかに上昇した例もある。
【大森町】
下落。2000万円前後のコンパクト型で上昇も。
【京急蒲田】
下落が多く、下げ幅も大きい。一方で、坪200万円を超える高額な新規事例もあり、格差が生じている。
東京カンテイについて
1980年開業。不動産情報サービスを提供。会員制によるマンション価格データ・住宅地価データの配信、不動産鑑定評価、土壌汚染調査、コンサルティング・エンジニアリングレポート作成などの資産管理&評価を行っている。大阪、福岡、名古屋に支店を持つ。http://www.kantei.ne.jp/jusin/jusin_bn564.html
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