不動産投資ニュース

アパート(不動産)経営

住宅ローンのフラット35が史上最低を更新

2013/1/8 10:00

金融緩和を強化しても変動金利は動きなし
SUUMOとオイコスが共同で、12月の住宅ローン金利についてのランキングを発表した。対象としたのは都市銀行や信託銀行、ネット銀行などの住宅ローンであり、独自に調査・分析したものである。

変動金利についてはソニー銀行が前月比で0.03%引き上げとわずかにあげて、ランクを1つアップさせた。しかし他の銀行に動きは見られない。安倍自民党総裁の要請に応えるという形で、日銀は20日に行われる金融政策決定会合で国債買い入れを10兆円増額するという金融緩和を決定した。しかしこれによってゼロ金利政策が変更というわけではない。そのためあまり影響はないのではという見方が多い。

対照的に各銀行が、軒並み金利を引き下げたのは10年固定である。引き下げ幅は0.05%が多い。

フラット35は史上最低金利を更新
5年固定については、フラット35が最低金利の史上最低記録を更新した結果1.81%となった。りそな銀行と三井住友信託銀行のフラット35は1.81%となっており、ランクアップの3位となっている。

10年固定や35年固定で金利引き下げが行われた理由としては、市場の長期金利が低下しているということである。その原因は安倍総裁が日銀に金融緩和について訴えたということがある。

しかし安倍総裁の首相就任がほぼ確定されてからは、逆に長期金利は上昇傾向になっている。理由として考えられるのは景気回復への期待が高まっていることから円安や株高が進み、投資マネーが為替・株式市場にシフトしているということがある。そのため今後のローン金利の動きについては、展開を見守っていく必要がある。

外部リンク

SUUMO住宅ローンの比較・ランキング
http://suumo.jp/loan/item/rank/

フラット35
http://www.flat35.com

最新ニュース

関連ニュース

コメント

国土交通省、高度利用地地価動向を報告 上昇が大幅増加 のページです。はじめての不動産投資に役立つ情報をご提供!不動産投資のすすめと不動産投資ニュースをご紹介させて頂いております。
各種法改正や投資のノウハウ、不動産投資市場の動向など最新情報を配信していくので、ぜひご活用ください。