物件見学の際のチェックシートを作成
株式会社さくら事務所が中古の戸建てや、マンションを見学する際のチェックシートを作成、ホームページ上で発表をした。このチェックシートは無料でダウンロードすることができる。中古住宅を購入する際には、注意したほうがいいことがいくつかある。例えば契約や引渡しを終えた後に傷みや故障がわかった場合には、最初に聞いていた金額よりも多い出費となることがある。ほとんどの場合、補修や交換の費用というのは自己負担となるため、契約前に把握しておいた方がいい。
さくら事務所では、一般の方でも中古の物件を見学する時に調べたほうが良いポイントを、プロの住宅診断士が抽出。その項目をチェックシートにまとめた。中身としては、自分でチェックできることと、プロに相談する項目がわかりやすくなっている。また空き家だけでなく、売主が居住している場合のどちらでも対応できるようにいくつかのパターンが用意されている。
それぞれの場合のチェックポイント
例えばどのようなチェックポイントがあるのかというと、一戸建ての空き家の場合は洗面所やキッチン、浴室、トイレなどの水回りは全て水を流す。水の量や漏れがないかをチェックする。ただし元栓が閉まっている場合には、仲介会社にお願いしてみたほうがいい。また水まわりの周囲で床が変色していたり、床材がふやけている箇所がないかチェックする。中古マンションの場合は、 部屋の内装で水染みやカビなどの黒ずみなどがないかを確認する。また寝室が騒音が出る可能性が高い位置にないかもチェックしておく。また外壁もひび割れや、白い汚れなどが付着していないかを実際に自分の目で見て確認する。
またどうしてもわからないということがあれば、写真を撮っておくと後でチェックすることができる。 売主が居住中の場合には、なかなか調べづらい所があるが、部屋を見学する際にできる限りさりげなくチェックをしておく、などがある。
株式会社さくら事務所
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