5月首都圏マンション販売戸数、2,603戸
不動産経済研究所は6月15日、5月度の「首都圏のマンション市場動向」を発表した。これによると5月の首都圏におけるマンションの新規発売戸数は、前年同月比13.3%減の2,603戸。4か月振りに減少へと転じた。地域別の発売戸数は東京都区部が前年同月比8.9%減の1,206戸。都下は29.4%減の276戸で、東京都全体のシェアは56.9%を占める。
神奈川県は19.1%減の590戸、埼玉県は12.7%減の254戸、千葉県は3.7%増の277戸だった。
契約率は 72.2%に回復
新規発売戸数に対する契約戸数は1,880戸。契約率は前年同月比1.3ポイント上昇、前月比でも5.9ポイント上昇の72.2%となっている。地域別の契約率は東京都区部が74.3%、都下が75.0%、神奈川県が73.1%、埼玉県が55.9%、千葉県が73.6%だった。
1戸当たりの平均価格は、前年同月比5.1%上昇の5,981万円。1平米当たり単価も4.6%の上昇で、86.1万円だった。
即日完売物件は全体の7.8%に当たる203戸。新規発売物件のうち、フラット35登録物件戸数は全体の93.4%にあたる2,431戸となっている。
(画像はプレスリリースより)
株式会社不動産経済研究所のプレスリリース
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