住宅価格、ゆるやかに上昇
中国最大の不動産サイトを運営する捜房(SouFun)の中国不動産指数システム(CREIS)は1月4日、中国主要100都市の12月「平均住宅価格調査」の結果を発表した。調査によると、12月の平均住宅価格は1平米当たり9715元(約13万6000円)となり、前年同月より0.03%上昇した。前月比では0.2%の上昇だった。
北京、上海など10大都市の平均住宅価格は前月に比べ0.5%、前年同月比では1.1%の上昇。最も大きく値が上がったのは、東北部の黒竜江省ハルビン。3.7%上昇した。

今年前半は、住宅価格は上昇との市場予想
ムーディーズ・インベスターズ・サービスは昨年11月、中国不動産市場の格付け見通しを「ネガティブ」から、「安定的」に回復ささせた。上海に拠点を置く投資助言サービス企業CEBMグループの羅雨氏は
不動産市場のファンダメンタルズの改善ペースが次第に速まっていることから、今年前半の住宅価格は、さらに上昇するだろう(「 Bloomberg」より引用)
と見解を示したものの、一方で
住宅価格に対する政府の容認度は緩和されているが、価格の上昇が続けば、政策介入があるかもしれない(「 Bloomberg」より引用)
と指摘した。http://fdc.soufun.com/news/2013-01-04/9300265.htm
China Home Prices Gain in Seventh Month on Recovery, SouFun Says - Bloomberg
http://www.bloomberg.com/news/2013-01-04/