三井不動産株式会社は、マレーシアの首都クアラルンプールで初となるアウトレットモール「（仮称）三井アウトレットパーク　クアラルンプール国際空港（KLIA）」の開発に着手する事を決定、11月22日土地賃貸者となる「Malaysia Airports Holdings Berhad（以下　MAHB）と基本協定を締結したと発表した。



開業は、2014年冬を予定しており、第一期計画の着工は2013年夏を予定している。MAHBは、政府100％出資のファンド会社が株式の過半を保有、クアラルンプール国際空港を含む39のマレーシア国内にある空港を運営する会社である。

今回の事業は、MAHBが世界各国の商業施設事業者に対して、リクエストフォープロポーザル方式で入札を実施し、同社が落札したことにより決定、また事業推進においては、MAHBと同社が共同でプロジェクト推進会社を設立する予定としている。



同社は広大な敷地を利用し、本格的なアウトレットモールを計画している。立地環境は好条件であり、空港と市街を結ぶ幹線道路に面し、クアラルンプール国際空港利用者だけではなく、クアラルンプール都市圏居住者も商圏内となる。

また　国際空港周辺においては、今後大規模な開発が予定されており、第2国際空港が2013年５月に開業予定であり、MAHBによりオフィス・商業・コンペンションセンター・物流施設・テーマパーク・ゴルフコースなどが集積する「KLIAエアロポリス計画」なども予定されており、同社は当施設の開業時には年間4,500万人の利用を予想している。

三井不動産ニュースリリース
http://www.mitsuifudosan.co.jp/news/index.html