9月1日よりモデルハウスの一般公開を開始
東京都は8月17日、都有地を活用し、長寿命で環境への影響にも配慮したモデル住宅を供給する「長寿命環境配慮住宅モデル事業」のモデルハウスが完成、9月1日より一般公開することを発表した。同モデル事業の事業用地は、東京都府中市美好町二丁目52 番地内。事業者(代表企業)は、相羽建設株式会社で、住宅整備戸数は、16戸。4期に分けて建築・販売予定で、平成25年秋頃までに全住宅の整備完了予定となっている。
*画像は「『長寿命環境配慮住宅モデル事業』の概要」より

先導的な環境配慮住宅モデルを供給、入居後の省エネ効果等を検証
「長寿命環境配慮住宅モデル事業」は、ライフサイクルCO2 50%削減を目指し、中小工務店の参画により、先導的な環境配慮住宅モデルを一般戸建住宅並みの価格で供給し、入居後の省エネルギー効果等の検証を行い、住まい方の提案などを含めて都民、住宅事業者に広く情報発信するもの。モデル事業における、住宅の特徴としては、長期優良住宅の認定取得、CASBEEによるライフサイクルCO2削減率50%以上などとなっており、また、まちづくりの特徴として、各住戸をずらして配置する独特の住宅配置計画や、地役権を設定した共用の庭など、新たな住まい方の提案が挙げられている。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2012/08/