住宅などの修復、建て替えの際の液状化対策の参考に
千葉県浦安市は9月13日、「地盤調査結果(公共施設用地等ボーリング柱状図)について」を同市サイトにて公開した。「地盤調査」は、浦安市が、被災した住宅などの修復や建て替えの際に液状化対策の参考となるよう、市で管理している公共施設用地などで、平成23年8月~9月にかけて実施したもの。
*画像は、添付資料「地質調査位置図」より(一部カラー等調整に付き、元の図(添付資料):http://www.city.urayasu.chiba.jp/secure/30568/annnaizu1.pdf)を参照のこと)

市内23箇所のボーリング柱状図など地質調査結果を公開
「地盤調査結果」では、調査箇所として、「海楽公園」「日の出南小学校」「舞浜小学校」など23地点が公開され、各地点ごとのボーリングによる地質調査結果(層厚、深度、柱状図、土質区分、記事など)がまとめられている。市では、「地盤調査結果」から、一般的に液状化の原因とされる「水を多く含んだ締りのゆるい砂質層」が市域全域に分布し、その深さや厚さは地区により異なるため、「新たな宅地開発や個々の液状化対策にあたっては、別途現地での地盤調査を行うことをおすすめします」としている。
また、今後、既存のボーリングデータの整理を行いながら、よりわかりやすいデータベースの作成を検討し、順次公開していく予定という。
http://www.city.urayasu.chiba.jp/item30568.html#itemid30568