株式会社池田設計が「ヴィラ・コモン南山手」を建設することを発表する。このマンションは「長崎きずなプロジェクト」の一つであり、長崎市内有数の観光地であるグラバー園の近くに建設される予定である。

「ヴィラ・コモン南山手」は高齢者専用分譲住宅であるため、65歳以上の方が居住対象となっている。「ヴィラ・コモン南山手」は受賞歴が多数ある千葉学氏が設計している。そのため歴史ある南山手で格式の高い生活を楽しめる。

立地は世界遺産候補地内であるため、国宝大浦天主堂まで徒歩2分になる。観光地の真ん中に高齢者専用マンションを建設するのだが、近くに市民病院もがあるので持病を持っている人でも安心して生活することができる。

「ヴィラ・コモン南山手」では通常のマンションとは違い高齢者介護や障がい者福祉、障がいのある児童を対象としている保育の3つの機能がある。高齢者に対しては介護サービスなどを提供し、日常の心配事に対して相談に乗ってもらえるコンシェルジュサービスなどがある。これらの基本費用は共益費に含まれる。

1階は障がいがある児童向けの保育施設と、障がい者が働くレストランを設置する予定。入居者をはじめ観光客も利用できる。そこでは、長崎限定のメニューや土産品の購入もできる。そちらも社会福祉法人の出島福祉村が運営する。2～4階は居住スペースである。住居部分ではスタイルに合わせた4タイプの間取りが用意されており、全部屋から長崎港を一望できリゾート気分を味わうことが出来る

高齢者や障がい者のためにバリアフリー設計になっている。その他にも床暖房が標準装備されていたり車椅子に対応したトイレもある。また、24時間外からの侵入や火災、救急、非常時に安全を見守るセコムが生活をサポートする。

ヴィラ・コモン南山手プレスリリース
http://www.atpress.ne.jp/view/31155