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暮らしにくさの原因は「建物の性能」?QOLを下げた賃貸物件の特徴とは

2025/6/18 03:00

QOLが下がる家の特徴を調査
株式会社AlbaLinkは6月16日、全国の男女500人を対象に実施した「QOL(生活の質)が下がる家の特徴に関する意識調査」の結果を発表した。調査期間は5月27日から6月4日まで。住んでみて実感した“暮らしにくさ”の要因として、建物の構造や性能に関する項目が上位を占めた。

住んでみて実感した“暮らしにくさ”の要因として、建物の構造や性能に関する項目が上位を占めた。

日当たり・断熱性・防音性が快適性に直結
QOLが下がる家の特徴として最も多く挙げられたのは、「日当たりが悪い」(21.2%)。次いで「断熱性能が低い」(12.8%)、「壁が薄い」(12.6%)と続いた。

とくに日当たりの悪さは、気分の落ち込みや光熱費の増加など、日常生活への影響が大きいとの声が多く寄せられている。

また、断熱性の低さや壁の薄さについても、快適性の低下やストレスの原因になるとの声が目立った。

予算と立地を優先しQOLは後回しに
QOLが下がる家を選んだ理由として最も多かったのは「予算の都合」(50.2%)。次いで「立地が良かった」(39.6%)が続いた。経済的事情や利便性を優先し、住宅の性能や居住環境に妥協した結果、QOLの低下を招いているケースが多いことがうかがえる。

QOLの低下は健康や生活リズムにも影響
QOLが下がることで最も多く挙げられた影響は「ストレスが溜まった」(26.0%)。次いで「体調不良になった」(19.8%)、「寝不足になった」(19.6%)が続く。

湿気や騒音、寒暖差といった住環境によって、健康被害や生活リズムの乱れを経験した人も多く、住まいが心身に及ぼす影響の大きさが浮き彫りとなった。

また、「今後、QOLが下がる可能性のある家には絶対に住みたくない」と答えた人は75.8%にのぼり、多くの人が過去の経験から慎重な物件選びを重視している実態も明らかになった。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

株式会社AlbaLinkのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000236.000055654.html

株式会社AlbaLinkのホームページ
https://albalink.co.jp/

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