2013年第4四半期の「プロパティ クロック」発表
ジョーンズ ラング ラサールは1月28日、世界主要都市のオフィス賃料の動向を示す「プロパティ クロック(不動産時計)2013年第4四半期」を発表した。「プロパティ クロック(不動産時計)」とは、賃料の動向を時計の針の進み具合で表現したジョーンズ ラング ラサール独自の市場分析ツール。
賃料の動きは「賃料下落の加速」(12時~3時)を経て、「賃料下落の減速から底入れ」(3時~6時)へと移行し、その後「賃料上昇の加速」(6時~9時)に転じた後、「賃料上昇の減速から頭打ち」(9時~12時)というサイクルを繰り返すと考えられる。
現在の賃料がプロパティ クロックのどの位置にあるかを見れば、賃料の動向ががひと目でわかる。
(画像はニュースリリースより)
2014年も堅調に上昇する見通し
2013年第4四半期における東京のAグレードオフィス賃料は、小幅ではあるが堅実に上昇しており、7四半期連続で「上昇加速」を続けている。今後も賃料はゆるやな速度ながらも、着実に回復する見込みだ。ジョーンズ ラング ラサール リサーチ事業部長・赤城威志氏は、東京のAグレードオフィス賃料が2014年にどのような動きを見せるかについて、
消費税率引上げ後の個人消費の一時的落ち込みが予想されるものの、企業による積極的な設備投資が期待されるため、オフィス賃貸市況は良好に推移することが予想されます。最新のプロパティ クロック(不動産時計)にもこれが表れています。
(ニュースリリースより引用)
(ニュースリリースより引用)
と、予測を述べている。
ジョーンズ ラング ラサール株式会社のニュースリリース
http://www.joneslanglasalle.co.jp/Japan/JA-JP/Pages