一棟物件が過去最高額に 区分は高値圏維持
楽待株式会社は4月8日、不動産投資プラットフォーム「楽待」における「投資用不動産市場調査(2025年1月~3月期)」の結果を発表した。
一棟マンションの平均価格は、前期比1,954万円上昇の2億2,483万円で、表面利回りは0.42ポイント低下の7.54%だった。
一方、区分マンションの平均価格は前期比71万円減の2,361万円。表面利回りは0.21ポイント上昇し、6.77%となっている。
一棟アパートと一棟マンションの価格は、これまで横ばい傾向が続いていたが、今期はそろって過去最高額を更新した。一棟アパートについては、2012年の調査開始以降、初めて8,000万円台に達している。
区分マンションは2023年7~9月期から6四半期連続で最高値を更新していたが、今期は71万円の下落に転じた。ただし、平均価格は依然として2,300万円台を維持しており、高止まり傾向が続いている。
地価は4年連続で上昇 バブル崩壊後で最大の伸び幅
国土交通省が3月18日に発表した2025年1月1日時点の公示地価によると、全国平均(全用途)は前年から2.7%上昇し、4年連続のプラスとなった。上昇率としては、バブル崩壊後の1992年以降で最大の伸び幅である。この結果を受け、楽待株式会社は
大規模再開発やインバウンドで需要が高まる一方、金利上昇や建築費高騰などの現状もあり、引き続き不動産価格が上昇していくかどうかは注意深く見ていく必要があります
(プレスリリースより)
(プレスリリースより)
と述べている。
(画像はプレスリリースより)
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