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新型コロナで首都圏不動産の成約件数、過去最低を記録-東日本レインズ

2020/5/19 16:00

中古マンション成約件数52.6%減を記録
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は5月15日、「月例マーケットウオッチ(2020年4月度)」を発表した。

マーケットウオッチによると4月における中古マンションの成約件数は、前年同月比52.6%減の1629件だった。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で需要が大きく落ち込み、1990年に東日本レインズが発足して以降、過去最大を記録する大幅減となった。

成約平米単価は、前年同月比4.5%下落の50万8800円。成約価格も5.8%下落の3201万円となり、2019年1月以来15か月ぶりに前年同月を下回っている。

地域別の成約件数もすべての地域で、前年比4割超の大幅減を示した。成約平米単価は「横浜・川崎市」以外の地域が前年比で下落しており、「神奈川県他」は5か月連続での下落となった。

中古戸建住宅の成約件数も41.5%減
2020年4月における、中古戸建住宅の成約件数は、前年同月比41.5%減の686件だった。こちらも1990年の機構発足以来、過去最大の大幅減を示している。

成約価格は12.5%の2ケタ下落となり、前月に引き続き前年同月を下回った。

地域別の成約件数もすべての地域で前年比2割を超える大幅な減少。成約価格は「千葉県」を除く各地域が、前年同月を下回っている。

(画像は月例マーケットウオッチ:2020年4月度より)

外部リンク

月例マーケットウオッチ:2020年4月度-公益財団法人東日本不動産流通機構
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_202004_summary.pdf

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