三菱地所リアルエステートサービス株式会社（以下、三菱地所リアルエステートサービス）は10月30日、同社の運営する物件売却検討者と仲介担当者・買取業者のマッチングを図る「TAQSIE（タクシエ）」内の「買取サービス」において、対象地域を仙台エリアも加えたものとすると発表した。

これまで東京、神奈川、千葉、埼玉の主要都市、関西エリア、中部エリア、福岡エリア、札幌周辺エリアの448市区町が対象だったが、問い合わせの多かった仙台エリアにも拡充し、仙台市を中心とした13市区町で利用可能となっている。

買取参画不動産会社は、既存3社、新規6社の合計9社が対応、仙台エリアにある強いニーズに応えていくとした。

「TAQSIE」は2022年5月のリリース以降、参画企業数約70社、登録担当者数約700人にまで拡大され、成約数も順調に増加している人気サービス。担当者の豊富な売却実績をチェックした上で、所有不動産の最適な売却が速やかに叶うようサポートする。

店舗に足を運ぶことなく、気軽にチャットで相談できる点や、住み替え、相続などの多様な売却ニーズに対応している点でも評価が高い。

「TAQSIE」の「買取サービス」は、物件を登録すれば、対応エリア内で買取実績のとくに多い業者の中から3社をマッチング、この業者らが最大3日で速やかに査定結果を報告してくれる。ユーザーは提案内容を確認し、パートナーとする買取不動産会社や担当者を選んでいけばよい。

提案内容などに疑問がある場合は、チャットでやりとりができる。気に入った会社との実査定・契約へ進めば、1カ月以内といった短期間での売却・現金化が可能とされる。

売買仲介は難しくとも買取は可能なケースや、早急に不動産を売却・現金化したいケースなどでとくに有益であるほか、不動産会社が直接買主となるため仲介手数料が不要である点、周囲に知られず取引できる点、室内見学などの販売協力の手間もなく手軽に売却可能な点などがメリットとしてある。

なお、三菱地所リアルエステートサービスでは、今年中には広島エリアへの「買取サービス」拡大を予定しているほか、関西エリアでの仲介サービス拡充も計画している。同社は引き続きスムーズな売却を支援し、サービスの充実化に努めるとした。

三菱地所リアルエステートサービス株式会社　プレスリリース
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