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2024年7月の新築木造一戸建て住宅平均価格、首都圏が連続上昇

2024/8/10 17:00

物件の価格を集計し、エリア別に平均値を算出
株式会社東京カンテイは、2024年8月8日、同年7月の新築木造一戸建て住宅平均価格を発表した。

この発表は、プレスリリース『主要都市圏・主要都市別/新築木造一戸建て住宅平均価格 月別推移』2024年7月版にて行われたもの。「価格」の算出は、「敷地面積が100~300平米」「最寄り駅から徒歩30分以内」といった条件を満たす新築木造物件の価格を集計し、エリア別に平均値を出す形で行われている。

近畿圏全体に影響した京都市の価格上昇と戸数増加
今回の発表によると、2024年7月の首都圏における新築一戸建て住宅の平均価格は、前月比プラス3.0%の4679万円となった。同圏では、東京23区に牽引される形で東京都がプラス7.7%の連続上昇をマーク。神奈川県/千葉県/埼玉県も上昇を達成し、圏全体としても2023年1月に次ぐ高値を示す勢いで連続上昇を果たしている。

近畿圏における新築一戸建て住宅の平均価格は、前月比プラス0.3%の3712万円となった。同圏では、大阪府と兵庫県が下落したものの、京都府がプラス4.7%の反転上昇をマーク。同府内では京都市の価格上昇と戸数増加が顕著であり、この動きが圏全体までプラスに転じる勢いにまで達している。

中部圏、前月比でも前年同月比でも反転上昇
中部圏は、前月比プラス3.6%の3494万円で反転上昇を達成。愛知県も、プラス4.5%の3692万円で上昇へ転じた。また中部圏と愛知県は共に、前年同月比もプラスに転じている。

宮城県は、前月比プラス1.8%の3474万円で反転上昇を果たした。前年同月比については、2023年7月の平均価格が高水準であったためマイナスとなっている。福岡県は、前月比プラス0.4%の3657万円と上昇をマーク。ただ戸数は、前月比/前年同月比のいずれも減少となった。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

主要都市圏・主要都市別/新築木造一戸建て住宅平均価格 月別推移 7月 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/kodatesintiku202407.pdf

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