アットホーム株式会社は4月25日、2023年3月の首都圏における中古マンションの価格動向に関する調査結果を公表した。調査対象は、不動産情報サイト「アットホーム」にて消費者向けに登録・公開された中古マンションである。

2023年3月における首都圏の中古マンションの平均価格は3.902万円。前月比でマイナス0.7％の下落であった。前月比は東京都下を除く7エリアで下落。一方、東京都下は唯一の前月比プラス1.3％、平均価格3,225万円は2017年1月以来の最高額を更新した。

平均価格指数の推移を見ると、さいたま市・埼玉県他・千葉県他で2カ月連続での下落。首都圏全体としては、上昇の勢いがやや弱まる形となった。

前年同月比を見ると、21カ月連続して全8エリアで前年同月超えとなった。特に千葉県西部は前年同月比プラス16.5％と大きく上昇した。

これは物件数割合が高いファミリー向け物件・大型ファミリー向け物件で、全ての築年帯の平均価格が前年同月を上回ったことが要因の一つと見られる。

（画像はプレスリリースより）
（「アットホーム調べ」）

アットホーム株式会社　プレスリリース
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