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2022年2月「中古マンション価格天気図」、地方圏で下落傾向

2022/4/1 21:00

上昇は「晴」、下落は「雨」といった形で表示
株式会社東京カンテイは、2022年3月31日、プレスリリース『中古マンション価格天気図』の同年2月版を発表した。

このリリースは、全国で流通する中古マンション(ファミリータイプ)の70平米換算価格を毎月集計し、その変動を天気マークで表示するというもの。価格の上昇は「晴」、下落は「雨」といった形で、表示は行われている。

「晴」が23地域から22地域に減少
今回発表された『中古マンション価格天気図』によると、2022年2月は「晴」が23地域から22地域に減少した。一方で、「薄日」は10地域から11地域に、「曇」は 6地域から7地域にそれぞれ増加。「小雨」は6地域から2地域に減少したものの、「雨」は2地域から5地域に増加している。

同月において天候が改善した地域数は7地域であり、前月から変化がなかった。横ばいは33地域から30地域減少し、悪化は7地域から10地域に増加。こうした「天候」の動きについて同社は、近畿圏と愛知県で続く弱含み傾向や、地方圏の下落傾向が影響した可能性を示唆している。

地方4大都市、中心区のみ上昇
今回の発表では、「天候」の元データとなる70平米換算価格に関する考察も行われている。

この考察において同社は、地方圏の下落傾向に着目。同月では、東北地方と北陸地方に加えて四国地方も下落を示し、札幌/仙台/広島/福岡の地方4大都市はいずれも中心区のみ上昇して外周部は下落している点に注目している。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

2022年2月度中古マンション価格天気図 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/

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