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三菱地所など国内初の車両更新ファンドで鉄道沿線活性化

2021/1/8 23:00

1月14日からファンドの募集をスタート
三菱地所とミュージックセキュリティーズは1月6日、長野県東信地域において「しなの鉄道沿線活性化に向けた取り組み」を開始すると発表した。

この取り組みにおいてミュージックセキュリティーズは、三菱地所と提携関係にあるしなの鉄道が計画している車両更新に向けて、1月14日にファンドの募集を開始する。

ファイナンスを通じて、車両による消費電力の大幅削減を実現するとともに、沿線地域の活性化につなげていく方針だ。

経済的かつ社会的リターンが得られるインパクト投資
同ファンドは、リターンだけでなく社会や環境への好影響を生み出すことを目的とした「インパクト投資」である。

期待リターンの異なる複数の金融商品を組み合わせ、法人や個人から資金を調達するファイナンス・スキームによる、第三セクター鉄道会社向けファンドは国内初の試みとなる。

今回の取り組みで、しなの鉄道は2両の新型車両を導入する予定だ。車両更新により得られる消費電力の削減効果は、2両編成1kmあたり約40%。年間で約160tのCO2削減が期待できる。

今後予定している46両すべてが新型車両となった場合は、年間で約3,600t以上のCO2削減効果が得られるという。

ファンドの募集金額は5,000万円で、個人から 3,000万円、機関投資家等の法人から2,000万円の資金調達を目指す。

外部リンク

三菱地所株式会社、ミュージックセキュリティーズ株式会社のプレスリリース
https://www.mec.co.jp/mec20210106_fund.pdf

しなの鉄道株式会社、ミュージックセキュリティーズ株式会社
https://www.shinanorailway.co.jp/

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