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「晴」、11地域から16地域に増加。2020年8月度「中古マンション価格天気図」

2020/10/3 13:00

上昇傾向を「晴」、下落傾向を「雨」で表示
株式会社東京カンテイは、2020年9月30日、同年8月度の『中古マンション価格天気図』を発表した。

『中古マンション価格天気図』は、全国の中古マンション(ファミリータイプ)流通事例価格を毎月集計し、その価格変動を「天気マーク」で表示したもの。表示は、価格の上昇傾向を「晴」、下落傾向を「雨」といった形で行われている。

天候が改善した地域数は減少
2020年8月度の『中古マンション価格天気図』では、「晴」が11地域から16地域に増加し、4ヵ月ぶりの最多をマークした。「薄日」は12地域から8地域、「曇」は13地域から11地域、「小雨」は8地域から6地域に、それぞれ減少。「雨」は、3地域から6地域へと増加している。

8月度において全国で天候が改善した地域数は、15地域から14地域へ減少。横ばいも、22減少から21地域へと減少した。悪化は、10地域から12地域に増加している。一方、全国47都道府県のうち前月比価格が下落した地域数は、23地域から18地域に減少した。

甲信越地方で弱含みが続いている
なお、2020年8月度『中古マンション価格天気図』の発表では、元データとなる都道府県別中古マンション70平米換算価格についても、同社はその推移を考察している。

この考察によると、8月度は三大都市圏のうち首都圏のみ価格が下落。地方圏では、仙台市と広島市が上昇する一方で、札幌市と福岡市が下落し、一様ではない動きを示した。また、甲信越地方で弱含みが続いている点も、同社は指摘している。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

2020年8月度 中古マンション価格天気図 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/WR202008.pdf

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