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中部圏、3ヵ月ぶりに上昇。2020年5月の分譲マンション賃料月別推移

2020/6/19 03:00

月額募集賃料を行政区単位に集計・算出
株式会社東京カンテイは、2020年6月16日、プレスリリース『三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移』の2020年5月版を発表した。

このリリースにおける「賃料」は、同社のデータベースに登録された分譲マンションの月額募集賃料を行政区単位に集計・算出し、平米単位に換算して表記したもの。賃料の推移を考察すべく、同社はこのリリースを毎月発表している。

首都圏、小幅ながらも上昇傾向を維持
2020年5月の首都圏における分譲マンション賃料は、3061円/平米となった。前月比はプラス0.3%となり、小幅ながらも上昇傾向を維持している。

都県別に見ると、県別で見ると、東京都は前月比マイナス0.5%の3647円/平米、千葉県もマイナス2.2%の1603円/平米となり、共に下落を継続。神奈川県はマイナス0.1%の2310円/平米、埼玉県もマイナス1.1%の1728円/平米となり、そろって下落へ転じた。

首都圏1都3県の全てが下落した一方で、圏全体としては上昇傾向を維持した結果について東京カンテイは、賃料水準が高い東京都の事例シェアが相対的に拡大した影響を指摘している。

近畿圏、4ヵ月ぶりに下落へ転じる
2020年5月の近畿圏における分譲マンション賃料は、1961円/平米となった。事例シェアの約半分を占める大阪エリアで賃料水準が低下したため、前月比はマイナス0.3%となり、4ヵ月ぶりに下落へ転じている。

中部圏は、前月比プラス0.4%となる1750円/平米をマーク。愛知県もプラス0.6%の1794円/平米となり、共に3ヵ月ぶりの上昇を果たした。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移 5月 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/T202005.pdf

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